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不妊治療は夫婦二人三脚で行うこと

2018年5月27日 / お役立ち情報

不妊症の原因、男女での割合は?

不妊治療で医療機関を受診しておられるのは女性が多いですが、不妊症の原因として、男性と女性の占める割合は半々であることをご存知でしたか?

 

日本の場合、不妊でお悩みのカップルは、一般的に10組に1組といわれています。
しかし、子供がいないカップルのなかには、子供を望んでいない場合もあります。
この場合を除いて、どのくらいが不妊に悩んでいるのか確実なデータはありません。
6~7組に1組のカップルが悩んでいるという報告もあります。
子供を望むのに授からないということは、今では珍しいことではありません。

女性が不妊治療で受診するのは『婦人科』がある病院です。
婦人科は女性の体のあらゆる不調に対応してくれるところなので、行き慣れている女性も多いと思われます。

 

男性が不妊治療を受けるのは何科?

男性が不妊症の診察を受ける場合は何科でしょうか?

答えは『泌尿器科』、または『泌尿器科専門医のいる外来』といことになります。

ですが、『泌尿器科』というと、”性病の診察や治療を受けるところ”というイメージがありませんか?
ふつう、男性の多くがそう思っているでしょうし、泌尿器科の病院にかかったことのある男性も少ないと思われます。
そんな固定概念というか泌尿器科という名前に対する気後れが、不妊症の診察を病院で受けることに腰が重たくなっている理由なのでは?と思います。

例えばそれが『男性不妊科』という名前だとしても、男のプライド?が邪魔をして、積極的で前向きな治療に向かおうとしない意識は少なからずとも生まれていたかもしれません。

 

不妊の原因に関して、WHO(世界保健機関)の調査では下記のような結果が出ています。

女性のみに原因がある・・・41%
男性のみに原因がある・・・24%
男女ともに原因がある・・・24%
原因が不明・・・11%

つまり調査結果の半分は男性が不妊の原因であるということになります。

もしも男性に不妊原因があったとしても、ED(勃起不全)や射精障害を除き、まず自覚症状はないので気づくことはありません。
精液検査を受けて、初めてわかることがほとんどです。

 

男性不妊での原因別疾患の割合は下記のように報告されています。
(注:ED・射精障害を除く)


【資料 帝京大学泌尿器科・獨協医科大学越谷病院泌尿器科 2004~2010年より引用】
 

上記のデータで最も多い『特発性造精機能障害』というのは、詳しい説明では専門的になるので省略しますが、
わかりやすく説明すると、精巣で精子をつくる機能に何らかの問題がある障害です。

この障害による影響は、
1 乏精子症(精液中の精子の濃度が低下)
2 無精子症(精液中に精子がない)
3 精子無力症(精子の運動率が低い)

などの症状が見られます。

そして、『非閉塞性無精子症』とは、射精する際に精子を通る精路に問題はなく、精子をつくる精巣の機能に問題があるということです。
この2つの疾患は、婦人科系疾患のように痛みなどの自覚症状がないので気づくことはありません。
「奥さんが不妊治療を受けていて、勧められて精液検査を受けたら・・・そうだったんだ!?」というケースがほとんどです。
ですので、「なかなか妊娠しない」と感じているのであれば、不妊に詳しい医療施設に受診することをおすすめします。

男性が検査を先送りすると、女性の年齢は高くなり妊娠しにくくなってしまうからです。
子供が授かりにくいということは、”ご夫婦二人の問題” です。
女性側だけに負担が偏らないように、夫婦二人三脚で支えあいながら治療に取り組む。

そんな気持ちと行動が大切だと日々感じており、男性の皆さまにもそう思っていただきたいと思います。

当院の不妊治療内容

当院では、不妊症・不育症・婦人科系疾患・男性不妊・肩こり、腰痛、不眠などのお身体の不調に対して、
鍼灸治療やレーザー治療、骨盤矯正などの整体を行っています。
「妊娠しやすい身体になれるよう体質改善をしたい」とお考えであれば、ぜひ一度当院の治療を受けてみてください。
皆さまのご連絡をお待ちしておりますので、宜しくお願い致します。

 

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